翻訳家によるコラム:生物学・分子生物学・バイオ技術コラム

生物学・分子生物学・バイオ技術コラム by平井
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2012年09月13日
流通コストを考えてみると

こんにちは。轄kエ翻訳事務所で論文翻訳を担当している平井と申します。

分子生物学やバイオテクノロジーをはじめとする生物学全般に関する翻訳や、医学論文、生化学、ライフサイエンスに関する翻訳など、生物学や医学において、複数の分野にまたがる翻訳も扱っています。指名でのご依頼もお受けしておりますのでご相談ください。

今日のテーマは、輸送、保管などの流通コストや流通情報システム関連の諸コスト、メーカー、卸売業、小売業についてです。

流通コスト(distribution cost)とは商品(commercial product)の流通過程において生じる費用のことであり、個別の企業が掌握しているミクロ的な流通コストと社会的に掌握されているマクロ的な流通コストがあります。

ミクロ的な流通コストはマーケティングコスト(marketing cost)でもあります。商品の販売、購買に伴う諸費用や商品の販売努力のために費やされる費用のことを言います。具体的には営業費、販売活動費、広告費(advertising cost)、市場調査費(market research cost)などを指します。個別企業の販売・マーケティング活動に要する諸費用を意味するわけです。その一方でマクロ的な流通コストとは「生産者から最終消費段階に商品が渡るまでのモノの流れに関わる諸費用」を指します。

すなわち、売買に輸送、保管などの流通コストや流通情報システム関連の諸コスト、メーカー、卸売業、小売業の流通マージンなどです。

流通コストを大きく抑えるためには、物流コストの可視化に積極的に取り組む必要があります。物流部門の仕事は複雑に他部署の業務と絡み合っているので、物流部のみの改革では大きな成果を上げることができないからです。聴規定な戦略も必要になります。従って営業部、広報宣伝部、経営企画部などの他部署との連携や情報共有を進めつつ、物流改革を推進し、流通クスとの削減を行う必要があるわけです。

轄kエ翻訳事務所   医学翻訳・分子生物学翻訳・生化学翻訳担当:平井