翻訳家によるコラム:政治経済・アート・スポーツコラム

政治経済・アート・スポーツコラム by佐々木
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2012年02月16日
テニス・デビスカップについて

こんにちは。轄kエ翻訳事務所でスポーツ分野の翻訳を担当している佐々木です。

今回のテーマはテニスのデビスカップ(Davis Cup)についてです。

1月の全豪オープン(Australian Open)でベスト8入りした錦織圭選手の活躍もあり、日本でも注目が高まっている男子テニスですが、現在はデビスカップが行われています。デビスカップは1900年から毎年開催されている伝統的な大会で、各国から代表4選手が選ばれ、各試合は3日間にわたって行われます。初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合、3日目にシングルス2試合の計5試合を戦い、先に3勝した国の勝利となります。出場国はグループ分けされ、トップレベルの「ワールドグループ(World Group)」には16か国のみが参加できます。ワールドグループの16チームはトーナメント方式で戦い、決勝戦は11月16日〜18日の日程で開催される予定となっています。日本は昨年のプレーオフ(Play-off)でインド相手に4対1で勝利し、27年ぶりのワールドグループ昇格を果たしました。

トーナメント1回戦のクロアチア戦は2月10日から12日まで兵庫県で行われ、10日の初日はシングルスで添田選手が勝利しましたが、期待の錦織選手は身長208センチを誇るカロビッチ選手の強烈なサーブに苦しみ、ストレート負けを喫しています。クロアチアは国別ランキング(Nations Ranking)で7位と日本の17位よりも上位ですが、日本得意のチームワークを武器にベスト8を目指して熱い戦いを見せてほしいと思います。

轄kエ翻訳事務所 スポーツ翻訳担当:佐々木